チャド東部
●概要
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2003年3月、中央アフリカ共和国でクーデターが勃発、同国北部から約4万1000人が難民となってチャドへ避難しました。その後も、政府軍と武装集団の衝突が相次いで起こり、チャドに暮らす中央アフリカ共和国からの難民(以下中央アフリカ難民)の数は約4万5000人まで増加しました。 現在、チャドへ避難した中央アフリカ難民の多くは、チャド南部のアンボコとヤロンゴウの2つのキャンプで生活しています。
この中央アフリカ難民に加え、チャドにはスーダン西部のダルフール地方から避難してきた難民約20万人が暮らしています。ダルフール地方では、アラブ系民兵とアフリカ系黒人農民が水と牧草をめぐり衝突、これが2003年2月には、政府軍と、ダルフール反政府組織による民族紛争に発展しました。ダルフールからのスーダン難民はチャド東部に設営された12のキャンプで暮らしています。
チャドからも1980年代の市民戦争を逃れた人々が難民となり、約5万5000人が、カメルーンやスーダン、中央アフリカ共和国で暮らしています。
●チャド、ダルフールにおけるUNHCRの活動
UNHCRは、中央アフリカ難民が多数暮らす、チャド南部のアンボコ、ヤロンゴウ両キャンプで水、食糧、医療サービスなどの提供、また、自給自足を促す農業活動に難民たちが従事できるよう、必要な農作道具の配給を行っています。
チャド東部では、紛争の続くダルフール地方へのスーダン難民の帰還は危険であるため、UNHCRは、難民の安全確保を最優先に考え、支援活動を続けています。
スーダン難民キャンプがあるチャド東部は、不毛な乾燥地帯で水源の確保も困難です。UNHCRは、1人当たり1日15リットルを目標として水を配給しています。今後は、衛星画像を用いて入念な水質地質調査を行い、新たな水源の確保を目指します。
| チャド難民:各国での受入数 (出典:Global Refugee Trends - 2005年1月1日現在) |
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| カメルーン | 3万9290人 |
| スーダン | 5023人 |
| チャドにおける、各国からの難民数 (出典:UNHCR 報告 - 2005年10月1日現在) |
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| スーダン・ダルフール地方 | 約20万人 |
| 中央アフリカ共和国 | 約4万5000人 |
