ソマリアにおける戦闘の激化により17万人が避難民となる
2009年7月1日
UNHCRジュネーブ(26日)発:
UNHCRは26日、ソマリアにおける戦闘が激化した5月以来、およそ17万人がソマリアの首都モガディシュから避難していることを強く懸念していると述べた。
「5月7日にソマリアの首都モガディシュ北西部で勃発した、政府軍と反政府勢力アル・シャバーブ(Al-Shabaab)、ヒズブル・シャラブ(Hisb-ul-Islam)の闘いによって多くの市民が犠牲となり、土地を追われ、街は破壊された」とUNHCRの報道官は26日に報告した。
ソマリアの病院の記録によると、5月以降少なくとも250人の一般市民が亡くなり、900人が負傷した。「推測では、5月以降16万9000人が国内外への避難を余儀なくされた。」と報道官は述べた。さらに19日から22日の間のだけでも、3万3000人がモガディシュからの避難を余儀なくされたとされている。
国内避難民の大半にあたる5万1000人はモガディシュ市内でも安全な地域、もしくは郊外へと避難した。さらに4万8000人がモガディシュの西30kmに位置する町アフグーエ(Afgooye corridor)へと避難したが、そこには2007年から避難民となっている人たちがすでに40万人いる。その他にもおよそ7万人がさらに遠方の地域、シェベル(Shebelle)川下流、中流地域、ジュバ川下流、ガルガドゥード(Galgaduud)、そしてゲド(Gedo)に避難している。
さらに、隣国ケニアに避難するソマリア人も増え続けており、今年に入ってから新たに3万8000人の難民がケニアに流出したが、その大半はソマリア人であった。6月には、ケニア北西部にあるダダーブ難民キャンプが4104人の難民を受け入れた。ダダーブ難民キャンプは28万人もの難民を受け入れており、現在世界最大のキャンプである。
詳しくは、こちらへ(英語)