UNHCRの緊急輸送機がコロンボに到着
2009年4月28日
スリランカ(27日)発:
スリランカ北西部での紛争により避難を余儀なくされた人々に対する、UNHCRの緊急空輸が月曜日の朝、ドバイに備蓄されていた2850張の世帯用テントをのせた飛行機のコロンボ到着とともに始まった。
第一陣の大型貨物輸送機ボーイング747が200トン以上のUNHCRのテントをのせ、現地時刻の午前10時45分にコロンボに到着した。家族用テントはスリランカ北部において政府軍およびタミル反乱軍の戦闘により家を追われた人々に配布される。
スリランカ政府の報告によると、4月20日以降、10万人以上が紛争地域から逃れ、24日までに3万5000人が避難民キャンプにたどり着いたとされている。さらに、23日一日だけで、1万1000人が紛争地域との境界近くに位置する、ワウニア避難民キャンプに到着した。
UNHCRは空輸に加え、第二陣の緊急チームを派遣し、スリランカにおける大幅な人道支援を強化し、7箇所におよぶ事務所の職員120人の活動において増強を図る。アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官はスリランカにおけるUNHCRの国内避難民支援事業の予算を200万ドル増額することを決定しており、追加資金はシェルターの提供や避難民の保護、スリランカ北部の紛争地域を逃れた市民への支援などに充てられる。
スリランカ政府によると、15万人以上の避難民がワウニア、ジャフナ、トリンコマレ周辺に位置する38箇所のキャンプに避難しているとされる。
また、キャンプにおける過密の懸念も高まりつつある。メニック・ファームでは4、5人用に設計されたテントに8人から10人が居住しているケースも報告されている。さらに、多くの避難民たちは、灼熱の中シェルターもない生活を強いられている。
そうした中、スリランカ政府はUNHCRの要請を受け、公共施設の開放やマナー、トリンコマレ、ジャフナ、ワウニアへ続々と到着する避難民の収容施設の設置を認めた。政府によるとトリンコマレでは、最大2万人(5000世帯)収容可能なおよそ100エーカーの土地が確認されており、UNHCRは現場の準備が整い次第、支援を開始する。
UNHCRは1987年よりスリランカにて活動をしており、紛争によって住居を失った人々に対し、率先してシェルターの提供を行うとともに、生活必需品の配布や避難民の安全確保に努めている。
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