密航の悲劇、アデン湾にて35人が溺死
2009年4月27日
© UNHCR/A.Fazzina
アデン湾航海のため、ボッサソ付近で密航船を追いかける人々
UNHCRイエメン(23日)発:
またもや悲劇の一報が届いた。アデンから西250キロ離れた海上で、220人以上を乗せた二隻の船の一隻が沈没し、35人が溺れ死んだ
沈んだ船にはおよそ117人が乗船しており、ソマリアのボッサソを20日に出港したばかりである。
23日に35人の遺体がUNHCRのパートナー機関である、Society of Human Solidarity (SHS)によって確認された。残りの乗客は恐らく、もう一隻に乗船していた105人同様、岸までたどり着いたものと思われる。
上陸した165人がその後、UNHCRのアーワー・レセプション・センターに移動したが、その生存者の中には、この航海で母を亡くした8才のソマリア人男児も含まれていたとSHSは報告した。生存者にはアーワー・レセプション・センターに移動する前に水や食糧が提供された。
今年に入り、387隻の船と、19,622人が、アフリカの角地域から、死と直面する航海の後に、イエメンに到着した。131人が命を落とし、66人は未だ行方不明である。
このような航海は、ソマリアやアフリカの角地域における紛争や政治不安、貧困、飢餓から逃れるためのものである。