コンゴ東部、10万人以上の市民が武装勢力の襲撃のため、避難
2009年04月21日
© UNHCR/S.Schulman
北キブで不安な先を考えるコンゴ避難民
UNHCRゴマ発(21日)発:
コンゴ・ルワンダ合同軍と戦った武装勢力の襲撃によって、不安定なコンゴ東部の北キブ周辺では、この7週間だけで10万人以上の市民が避難を余儀なくされた。
市民を襲撃したのは、ルワンダ開放民主軍(Democratic Forces for the Liberation of Rwanda - FDLR)と呼ばれる武装勢力であり、コンゴ・ルワンダ合同軍が武装勢力への軍事作戦を7週間前に終結した後に、市民への報復的行為を強めた。FDLRは主にルワンダのフツ族出身者で構成されており、その多くは1994年のルワンダ大虐殺以降にコンゴ入りしている。
UNHCRが接した避難民によると「これからどうすればいいか、まったくわからない。毎日走って逃げるしかない。眠るときも、森でいつ攻撃されるか怯えながら恐怖と背中合わせのままだ」
多くの避難民は、森の中に身を隠しているために、援助が届かない。援助を届けたい人道支援関係者も、繰り返される襲撃と人の避難の流れのために、必要な支援を提供できない。この不安定な状況をさらに悪化させるように、FDLRが主要幹線道路を移動する車両を攻撃している。
最近の急激な暴力行為の増大により、コンゴ東部には140万人以上の国内避難民が逃れているとUNHCRは推測する。うち100万人近くは、止まない戦闘行為、無法状態、強奪、家屋やキャンプへの襲撃、殺戮やレイプにより、北キブの家を追われている。