アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官、パキスタンでの職員襲撃に衝撃と悲しみ
2009年2月3日
© UNHCR/B.Baloch
クエッタにて、UNHCR職員とアフガン難民の会合の模様。UNHCRはパキスタンと長く事業を展開してきた
UNHCRジュネーブ本部(2日)発:
アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は2日、パキスタン、クエッタで早朝、何者かによる襲撃により、UNHCRの職員1名の死亡と、1名が行方不明となっていることに関して、深い衝撃と悲しみを表明した
2人の職員は午前8時ごろ、クエッタにあるUNHCRの事務所に向かう途中で武装した男らに車を止められた。18年以上ドライバーとしてUNHCRで働いてきたサイド・ハシム(Syed Hashim)は銃で撃たれ、クエッタの病院でその後、死亡が確認された。UNHCRクエッタ事務所所長のジョン・ソーレキ(John Solecki)はその場から拉致された。
「世界中のUNHCR職員を代表し、妻、2人の娘と2人の息子を残して亡くなったサイド・ハシムの家族と友人に心からお悔やみ申し上げます」と、グテーレスはUNHCR本部ジュネーブで述べた。「我々はまた、ジョン・ソーレキの家族と気持ちを共にし、ジョンの解放へ向けてできる限りのことをすると約束する」
「UNHCRはパキスタンを含む世界110カ国以上で事業を展開しており、中立性を保ち、公平に人道主義の下、難民・避難民また紛争などに巻き込まれた罪の無い市民たちの苦境を和らげることを目的としている」と、加えた。「世界で最も弱い立場にある人々を援助する職員を目標にした犯罪に、我々は深く衝撃を受け、また悲しんでいる」