Homeニュースニュース一覧(2008)2008年8月21日
UNHCR ニュース速報
UNHCR、グルジア西部にて援助物資の配布開始
バトゥーミ(Batumi)にて、毛布1万5000枚、台所用品3000セット、給水用ポリタンク6000個を降ろす、UNHCRチャーター機 © UNHCR/C.Bruguera

UNHCRグルジア(20日)発:

 UNHCRは20日、今回の紛争が起きて以来初となる、グルジア西部の数千の人々へ向けた援助物資の配布を開始した。陸路でのトラック輸送が不可能なため、援助物資は19日に離陸したものであった。

 UNHCRは、グルジア第2の都市である クタシ(Kutasi)100km以内に逃げている、社会的に弱い立場にある人々への、国連世界食糧計画(WFP)による最初の食糧配給を支援した。21日にはUNHCRは、給水用ポリタンクや台所用品、毛布といった生活必需品を3000人あまりの人々に向け、提供する。

 初動調査により、今月初めにグルジアのアブハジア自治共和国から逃れた人々と、1990年代の紛争による国内避難民を含む、約1万5000人が緊急支援を必要としていることが、判明した。

 8月8日に、他方の自治地域である南オセチアで武力衝突が起きた際、グルジア本土とアブハジア自治共和国の境界地帯は第2の戦闘地域となり、数千の市民が余儀なく避難する引き金となった。

 大規模な人道支援を進める上でのアクセス困難のため、その避難民は20日まで支援を受けられなかった。しかし21日には、UNHCRがテント200張り、台所用品3000セット、給水用ポリタンク6000個を、バトゥーミ(Batumi)の市内へと空輸した。 20日を含み、トビリシ地区では数千の避難民用テントを既に配布している。

 一方で、UNHCRはWFPや国際援助機関などと協力し、避難民のニーズの特定と、今回の紛争による避難と、それ以前からの避難について区別するよう努めている。

 グルジア西部での素早い支援物資の配達は、人々のニーズに緊急に応えるだけでなく、人々が目指しやすい首都トリビシへのさらなる避難もまた予防する。UNHCRのチームは、550以上のトリビシの共同避難所を訪れ、位置関係や避難民の数及びニーズを調査した。

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