Homeニュースニュース一覧(2008)2008年8月20日
UNHCR ニュース速報
グテーレス国連難民高等弁務官、グルジア到着:国際社会へ援助協力をあおぐ
トビリシの共同避難所にて避難民と話すアントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官© UNHCR/Y.Mechatov

UNHCRジュネーブ(19日)発:

 アントニオ・グテーレス国連高等難民弁務官は19日、トビリシに到着してすぐ、国際社会に対して人道支援への協力を呼びかけた。最近の戦闘によって避難した人々を見舞い、当局者と今回の事態について話し合うためのトビリシ訪問である。

 テムリ・ヤクバシュビリ(Temuri Yakubashvili)グルジア国家再統合大臣との会談の中でグテーレス国連難民高等弁務官は、UNHCRがコーカサス地方で新たに避難した人々への支援を続けるため、さらなる経済支援を必要としていることを国際社会に強調した。ニューヨークで18日に表明された5850万米ドルのグルジア緊急アピールのうち、UNHCRは、次の6ヶ月間で1600万米ドルの支援を求めた。

 現在、2か所の共同避難所のうち、1か所では1200人が絶望的状況のなかで生活しており、もう一方には26人が暮らしている。グテーレス国連難民高等弁務官は避難所訪問後、UNHCRが可能な限りの全ての国際支援を動員することを誓約し、「支援を必要とする全ての人が支援を受け、彼らが援助物資を手にしなければならない。我々は、彼を支援することができる状況を生みださなければならないのだ」と述べた。

 援助物資はトビリシの5万人以上に渡ったが、グルジア西部にはほとんど届かず、約1万5000人の避難民が人道支援を緊急に必要としている。バトゥーミ(Batumi)に到着したUNHCRチャーター機のボーイング707は、200張りのテント、1万5000枚の毛布、3000セットの台所用品と6000個の給水用ポリタンクを届けた。
UNHCRは、これまでグルジアに事務所を6か所展開しており、22万人の避難民の支援を実施していた。今回の緊急事態にも、援助物資の配布を素早く行った。18日、UNHCRは1万1000人の国内避難民に1万1000枚の毛布、5000セットの台所用品と4500個の給水用ポリタンクを届けた。

 グルジア、ロシア両政府の推計に基づく最新の発表によると、紛争に伴った避難民は15万8700人以上、最高で3万人が南オセチアで避難を余儀なくさせられているという。さらに、ゴリの人口を大多数含む約9万8000人がグルジア国内で避難している。北オセチアのロシア当局は、南オセチア出身の約3万人がロシア連邦に逃れてきていると指摘する。

All contents copyright UNHCR.
Original site design by Pentagram. Japanese site developed by ISOLA Communications Co., Ltd./Tokyo