Homeニュースニュース一覧(2007)2007年11月8日
UNHCR ニュース速報
ブータン難民、数か月以内にネパールから第三国定住
UNHCRとアメリカ政府高官による訪問中、第三国定住についての資料を読むネパール東部のゴルダップ難民キャンプの難民たち
© UNHCR/C.Shin
UNHCRネパール(6日)発:

 長年待ち望まれたブータン難民の第三国定住が来年早々にも開始される。

 アメリカはネパールの難民キャンプから6万人、必要があればそれ以上の難民の第三国定住を発表。また、オーストラリア、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェーもブータン難民の第三国定住に意欲をみせている。さらに、カナダは現在ネパールのキャンプに避難しているブータン難民5000人を第三国定住させる計画を発表している。

 アメリカへの第三国定住は、国外選考機関(Overseas Processing Entity)と国際移住機関(IOM)を通じてアメリカ政府により行なわれている。難民は、UNHCRが手続きのための照会をIOMに行なう前に、UNHCRに対して第三国定住への関心を示すことが必要となっている。

 UNHCRの照会は、第三国での受け入れには直接つながらない。第三国定住を許可する最終決定は、通常個人の身元と第三国定住への関心を面接で確認した上で、受け入れ先の国家により行われる。UNHCRは第三国定住プロセスを促進するが、第三国定住の最終決定を下す役割は担っていない。しかし難民にとっての最善の選択に配慮している。

 第三国定住が許可されると、難民はIOMと受け入れ国が実施する文化オリエンテーションを受け、第三国定住先での新しい生活に備える。第三国定住する最初の難民たちは2008年1月までにネパールを離れる予定。

 現在、10万人強のブータンからの難民がネパール東部にある7か所のキャンプで、最大17年間におよぶ避難生活を送っている。

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