Homeニュースニュース一覧(2007)2007年3月2日
UNHCR ニュース速報
アンジェリーナ・ジョリー、ダルフール難民の現状調査のためチャドのキャンプを訪問
チャド東部オウレ・カッソーニ難民キャンプで地べたに座るダルフール地方からの難民の子どもたち © UNHCR/E.Cue
UNHCRチャド(27日)発:

 UNHCR親善大使アンジェリーナ・ジョリーは27日、チャド東部のオウレ・カッソーニ難民キャンプを訪問した。今回の訪問は2004年以来3年ぶり。キャンプ地の小学校を訪れると難民の子どもたちに笑顔で迎えられた。

 チャド東部の難民キャンプは、風で舞い上がる砂漠からの砂や嵐のために生活がとても困難な状態にある。多くのテントや泥でできたレンガ造りの家は、その一部または完全に砂に埋もれてしまうこともある。料理や暖房のために欠かせない木が不足しているため難民と地域住民の間の衝突も起こっている。

 チャド国境付近は依然として治安状態が悪く、警察の目の届かないところで生活のための薪を拾ったりするので婦女暴行などの問題が後を絶えない。アンジェリーナ・ジョリーは、また、3月8日の国際女性の日に向けて用意を進めていた女性グループと交流し、今後の帰還や困難な生活状態などについて話した。

 国際司法裁判所(ICC)から国連安保理にダルフールでの人道に対する重大な罪を裁くための証拠がそろったとの報告がなされたことに関する報道に対して、アンジェリーナ・ジョリーと難民は喜びを分かちあった。

 今回の訪問でアンジェリーナ・ジョリーは、「何年も苦難なキャンプ生活を強いられている難民のひたむきな明るさと、UNHCR職員やNGOなど人道支援ワーカーの意気込みに大きな感銘を受けた」と語った。

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