UNHCRチャド(21日)発:
治安情勢が悪化する中、アントニオ・グテーレス高等弁務官は21日、数十万人のダルフール地方からの難民とチャド東部の国内避難民への支援継続を約束した。また高等弁務官は、暴力による被害を受けた人々と彼らを支援する人々を保護するために、さらなる国際社会の支援が必要であると述べた。
2日間にわたってチャドを訪れた高等弁務官は、暴力の増加と37万人以上の難民、国内避難民に立ち向かう中央アフリカの支援に、今後も取り組んでいくことを強調した。
故郷を追われた人々は、ダルフール地方からのスーダン難民23万2000人、チャド東部の国内避難民9万人、南部にいる中央アフリカ共和国からの難民4万8000人など。
2003年以降、UNHCRはチャド・スーダン国境の不毛、かつ広大な地域で、600キロメートルにわたり点在する12のキャンプを運営。これらのキャンプを維持するための物資の輸送は非常に困難な状態にある。
この数か月間、民族間の対立激化や暴動、強奪などにより、キャンプの運営はさらに困難をきわめている。高等弁務官は、スーダンのダルフール地方を「地域不安の震源地」と評し、近隣のチャドと中央アフリカ共和国にも影響を及ぼしていると語った。
今年11月後半、政府と反乱軍の衝突により、東部の町アベシェにあるUNHCRの主要な備蓄庫から、100万米ドル以上の支援に欠かせない救援物資が略奪されている。
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