UNHCRジュネーブ(24日)発:
24日、グテーレス高等弁務官は、「UNHCRは500トン以上の救援物資をシリアとレバノンの国境に配備しているが、数万人の避難民にこれらの物資を届けるべき安全な輸送ルートが確保できていない」と述べた。
これまでにシリアに送られた救援物資はマットレス2万枚、毛布2万枚、テント5000張、ビニールシート5000包、ポリ容器1万個、調理用品5000セットである。
レバノン危機においてUNHCRが今後3か月間で必要としている活動費1890万米ドルは、レバノンと近隣諸国にいる避難民のうち、特に支援の必要性が高い15万人に対する活動に充てられる。国連の推計では、今回の危機によって約70万人が避難を強いられている。
UNHCRは、避難民の保護活動と避難所の設営を担当する。この活動には、レバノン、シリアや周辺諸国の難民や避難民、特に女性や子ども、老人の安全の確保も含まれる。また、国境付近のモニタリング、国境に到着した人々のシリアへの入国を支援し、身元確認、登録、関係機関への連絡などの活動を行っている。
UNHCRの緊急事態対応チームは、国境沿いの4か所でモニタリングを行っている。1日に約1万5000人から2万人がシリアに入国していると報告されており、そのほとんどはレバノン人だという。シリア赤新月社がこれらの人々の支援にあたっているが、多くのシリア人も、避難民を自宅に受け入れている。また、公共の建物や施設、学校に避難している人々もいる。
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