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UNHCRジュネーブ(29日)発:
2週間前にスーダン南部のUNHCRイェイ事務所への襲撃によって重傷を負い、ナイロビの病院に入院していた職員が28日夜、亡くなった。UNHCRの職員は29日、1分間の黙祷を捧げた。ジュネーブ本部では、難民高等弁務官であるアントニオ・グテーレス氏が職員を集め、亡くなった仲間の死を悼み、深い悲しみを表わした。死亡したのは、ナビル・B・アドゥラ氏、48歳。
「ナビル氏は2週間におよび、生と死の闘いに勇気をもって立ち向かったが、悲しくもその闘いに負けてしまった。そして、我々は勇気ある優秀な仲間を失ってしまった。悲しみや暴力であふれている地にいる人々を助けようとして、亡くなってしまった我々の友人であり仲間に、また再び、人道支援にかかわる人々が追悼している。我々はナビルの死を悼み、ご家族に心よりお悔やみを申し上げたい。我々は彼の人生に敬意を表わすとともに、また彼が犠牲となったことを決して忘れない。」とグテーレス高等弁務官は述べた。
アドゥラ氏は妻と4人の子供を残して亡くなった。バクダット出身で、1991年にイラクのUNHCRに入り、去年10月からスーダン南部で、隣国に逃れている数十万人のスーダン難民の帰還準備に携わっていた。
3月15日の夜、イェイにあるUNHCR事務所が攻撃され、彼は重傷を負った。この襲撃では、警備員1名が死亡、もう1名の警備員も負傷し、また襲撃者の1名も死亡している。事務所内にいたほかのUNHCR職員6名は無事であった。亡くなったアドゥラ氏と負傷者は、はじめ、ジュバにある医療施設へ運ばれたが、その後ナイロビの病院に入院していた。負傷した警備員は回復しつつある。1990年以降、22名のUNHCR職員が死亡し、負傷者も多数出ている。
ナビルB.アドゥラ氏. © UNHCR/U.Reungsuwan
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