
UNHCRアフガニスタン(23日)発:
UNHCRアフガニスタン(23日)発: グテーレス高等弁務官は、訪問中のアフガニスタンで、同国政府に対し、来年初頭にロンドンで開かれる同国の将来に関する会議の中で、母国へ帰還した難民(帰還民)のニーズを開発計画に盛り込むように求めた。また、パキスタンとイランがこの領域における人口移動の解決に向けた協力をしていくことが必要であると強調した。今年は、すでにおよそ50万人のアフガン人が故郷に帰還し、UNHCRが2002年に帰還プログラムを始めてからの帰還者数は、約300万人となった。
高等弁務官は、ジャララバード近郊のサラチャ村で、UNHCRが支援しているマイクロ水力発電所、養魚場、学校、診療所などを視察した。また、ジャララバードのはずれでは、パキスタン政府によって突然閉鎖されたキャンプにいた250家族が帰還しており、グテーレス高等弁務官は、住民に対してできる限りの支援を約束した。UNHCRは、政府と協力してこの地域の学校や診療所建設にあたっている。
高等弁務官はまたカルザイ大統領にも会い、9月の国民会議選挙が無事終了したことに祝意を伝えた。アフガニスタン訪問の後、高等弁務官はパキスタンの地震被災地に向かい、UNHCRの救援活動を視察、またパキスタン政府と難民問題について協議する予定。