
UNHCRネパール(14日)発:
UNHCRの支援するネパール東部の難民キャンプ7か所で14年間難民生活を送る、ブータン難民10万人の緊張と不満が高まっている。
「私たちは死んだも同然」とある難民は言った。キャンプで教育を受けたものの、学んだ技術を生かす機会のない子どもをさしながら、「時間だけが過ぎていく。私たちは暗い運命にあり、未来を拓くために前進もできない」とも述べた。
難民たちは、ネパール系ブータン人の生活を困難にした公民権法が1985年に制定された後の1990年初めにブータンから逃れてきたが、最近まで、故郷への帰還以外の選択肢を拒んできた。しかし2003年10月の帰還の形式や条件に関する合意にも関わらず、帰還が始まらないことから、難民は失望し、現在では、現地への定着や第三国定住のような国際的に認められている解決法を真剣に考えはじめている。これにはネパール政府の合意を要する。
UNHCRネパール事務所長は「彼らを難民キャンプに永久に留めておくことはできない。それは人道に反するし、犯罪でもある。このような長期化した状況に終止符を打つ必要がある」としている。

時間潰しにゲームに興じるブータン難民。難民問題の解決を14年間待ってきた。©
UNHCR/J.Pagonis
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