Homeニュースニュース一覧(2002)2002年11月18日

UNHCR ニュース速報

新たな資金拠出でアフガニスタン東南部の援助活動を強化


アフガニスタン東南部のガルデズからホストへ続く道。安全状況の改善で、多くの難民の帰還が予想される。© UNHCR/M.Shinohara

 長い間不安定だったアフガニスタン東南部国境地域の安全状況が著しく改善したため、パキスタンの山間部に避難している20〜30万人の難民が来年から帰還するとみて、UNHCRは援助活動を強化した。この地域は武装勢力間の抗争がある上、タリバンやアルカイダのメンバーが潜伏しているとして米国などによる軍事作戦が続いたため、これまで援助機関の活動が困難だった。UNHCRの事務所も武装集団による略奪の被害に遭っている。
 援助が立ち後れたこの地域を、UNHCRの篠原報道官は、「アフガニスタンにおける国連援助活動の最後のフロンティア」と呼ぶ。UNHCRはタリバン政権の崩壊以降、活動しており、例えばパクティア地方では井戸、地下トンネル、送水管などの清掃と修復をしている。15の村で30か所の井戸を掘る計画もある。
 アフガニスタンと周辺地域に必要な今回の予算は、デンマーク、日本、EC人道委員会の新たな拠出によってまかなわれた。2002年12月まで15か月間の予算は2億7100万ドルだったが、今回の拠出により、2億7380万ドル以上寄せられた。


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