出版物

世界を救う国際組織 2
「国連難民高等弁務官事務所」ジーン・トリア著 茅野美ど里 訳
偕成社刊 A4変型版 96頁 3000円
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激動の世界で活躍する国際組織の歴史と活動を紹介するシリーズ(全5巻)の第2巻。英国で出版された本の翻訳で、子ども向け(小学生上級から)だが、大人はもちろん専門家にも、じゅうぶん読みごたえがある内容だ。多数のカラー写真と親切な注釈で、学校の副読本としても最適、図書館にはぜひ備えたい一冊である。
近年、世界各地で起こっている難民の現状を紹介するとともに、難民問題の歴史や、むずかしさ・問題点を分かりやすく解説している。エチオピアやエルサルバドル、アフガニスタンなどの難民が語る実話も挿入。
UNHCRについて、1950年に33人の職員で始まった設立時から、今日の職員5400人、援助対象2700万人という国連機関にいたった推移を、貴重な写真や年表入りで紹介。その役割や活動を、さまざまな角度からとらえている。
〔主な内容〕
命からがら/クルド人をおぼえていますか/「民族浄化」/ナンセンの精神をうけついで/ UNHCRの設立/だれもがいやがる問題/難民とは?/初期のころ/いまも臨時の機関/援助の限界/ボートピープルの問題/第三国への定住/強制送還/学校に行けない子どもたち/真実をつたえる、など