富士メガネ、アルメニア系難民の視力改善に協力
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富士メガネのチーム(代表:金井昭雄社長)から視力検査を受けてメガネを寄贈されるアルメニア系難民 © Fuji
Optical Co. Ltd. |
2003年7月末、UNHCRの企業パートナーである株式会社富士メガネ(本社、札幌市中央区)の支援によって、「アルメニア系難民ヴィジョンスクリーニング(視力検査)メガネ寄贈プロジェクト」が実施され、6日間で難民748人と地元住民164人の合計912人に視力検査が行われ、メガネが寄贈された。
富士メガネはUNHCRとその援助実施団体・パートナーを通じて、1984年から視力検査とともにメガネやメガネ・フレーム(レンズは現地で用意)、補聴器、検査用医療機器を寄贈している。主にアジア地域の難民に対して、特にタイで活動してきた。寄贈活動は1984年以降毎年行われ、1997年からは90年代にアゼルバイジャンからアルメニアに避難したアルメニア系住民が主な受益者となっている。
2002年に同社はアルメニア系難民にメガネ2000組、メガネ・フレーム1000組を寄贈した。メガネの配布はアルメニアの国内NGO、ミッション・アルメニア(MA)と政府の移住・難民局(SDM)が担当。プロジェクトの運営はUNHCRの現行計画を通して実施された。
UNHCRの枠組みの中で、ミッション・アルメニアは難民中心の居住区に診療所を設立。難民は同社の寄贈と支援についての説明を受け、その後、医療関係者によって患者のスクリーニングが行われ、メガネの配布先が決定された。
受益者の多くは、国内の孤立した地域に住む女性高齢者と母子家庭である。この2つのグループはアルメニア系難民の中で最も被害が深刻なグループを象徴している。その他に、子どもや恵まれていない大人も検査を受け、メガネが寄贈された。
約20年間、 富士メガネは何万人もの難民に生活に不可欠な視力を取り戻す手段を提供してきた。アルメニアでの寄贈は難民の日常生活を大きく変えた。彼女らにとって今まで困難だった日常の仕事を、視力の改善によって容易にこなせるようになった。難民の日常生活が向上し、普通の社会生活を再開できたのである。
アルメニアで数年続けられている富士メガネの寄贈プロジェクトは、共同生活センターに居住する社会的弱者であるアルメニア系難民が必要としている視力の改善を支援してきた。このプロジェクトは世界の難民の生活を向上するため、民間企業とUNHCRの協力による難民支援0の大きな可能性を示すものとなった。
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