Tokyoリリース

ウガンダ政府とUNHCRの共同声明:南スーダンから逃れる難民に対する迅速な助け必須

2017年3月24日 

ウガンダ政府とUNHCRは共同で、紛争と食糧危機によりウガンダへと逃れる南スーダン難民への迅速な支援の拡大を求める声明を発表しました。

ウガンダは、現在80万人以上の南スーダンからの難民を受け入れています。そのうち、2016年7月8日以降、安全と保護を求め、新しくウガンダに避難してきた人の数は57万2000人を越えています。2017年の半ばまでには、ウガンダへ避難する難民の数は100万人を超えると予想されています。今年初めから現在までに、17万2000人の難民が南スーダンからウガンダに逃れました。そして、3月は毎日おおよそ2800人もの難民が、ウガンダへの避難を余儀なくされています。

「ウガンダはこれまで国境を越えてくる難民を受け入れてきました」と、ウガンダのルハカナ・ルグンダ首相は述べます。「しかし、この大規模な難民の増加は、私たちの公共事業と地域のインフラに対し莫大な負担をもたらしています。私たちは助けを必要としている南スーダンの難民を受け入れていますが、日々状況は悪化しているため、国際社会の助けが必要です」

「私たちは限界に達しています。ウガンダだけでは、アフリカ最大の難民危機を乗り越えることはできません」とグランディ国連難民高等弁務官は強調します。「国際社会が南スーダンの人々の苦しみに無関心なままでは、彼らの助けを必要とする渇望に応えることができません」

長期にわたる深刻な資金不足により、支援の継続が危機的状況にあります。ウガンダ国内の難民受け入れ施設では対応しきれないほどの難民が押し寄せており、難民への飲用水や食糧の確保、及び、医療や教育のアクセスが困難となっています。南スーダンからウガンダに逃れる難民を支援するため、UNHCRは2017年に2億5000万米ドル以上の資金が必要です。

アフリカ大陸において、ウガンダの難民に対するアプローチは最も革新的です。ウガンダでは、難民認定された人々には、現地の受け入れコミュニティーに統合された定住地において小規模の土地を提供しています。このアプローチは、社会的一体性を高め、難民と現地の受け入れコミュニティーが共に平和に暮らせる環境を可能にします。ウガンダの中部と南西部に位置する定住地はウガンダ政府により提供されています。南スーダンからの難民の大半が避難しているウガンダ北部では、紛争から逃げてきた難民に寛大な姿勢をとる住民から土地が無償で提供されています。

ウガンダは、包括的な難民保護に進んで取り組む模範国家として位置づけられています。開発計画で人道支援を支え、難民と現地住民の双方に恩恵がある取り組みを行っています。このアプローチは、昨年の国連総会で、「難民と移民に関するニューヨーク宣言」の一部として採択され、家を追われた何百万人もの難民に希望を与えています。しかし、深刻な資金不足や世界各地で起きている難民の急増により、ウガンダがこの難民のための新たな取り組みを遂行することが難しくなっています。

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