Tokyoリリース

グレッグ・コンスタンティン写真展開催のお知らせ(玉川学園・玉川大学)

2016年9月27日 

NO_WHERE_PEOPLE_main.jpg     (C)UNHCR/G.Constantine


グレッグ・コンスタンティン写真展 
NOWHERE PEOPLE: THE WORLD’S STATELESS 
考えてみてください 国籍がないことを -世界の無国籍者たち 

現在、全世界に1000万人が存在するとされている無国籍者。
世界の無国籍者が置かれている状況とは、
そして日本における無国籍問題とは。
「見えない人々」として存在する彼らの姿を
写真を通じて見ることができるのか。

開催期間と会場:
2016年10月7日(金)、8日(土)、12日(水)、13日(木)、14日(金) ※一般入場可
玉川学園購買部ギャラリー (10:00〜17:00、14日は15:00まで)

(アクセスはこちら

2016年10月5日(水)〜24日(月) ※学校関係者のみ入場可
玉川大学 大学教育棟2014 4Fラーニング・コモンズ入館ゲートエリア
玉川大学 ELF Study Hall TAMAGOラウンジ

2016年10月17日(月)〜11月4日(金) ※学校関係者のみ入場可
玉川学園 高学年校舎2F MMRC

写真展のポスターは

こちら

玉川学園は第11回UNHCR難民映画祭の学校パートナーズとして、10月26日(水)に映画『無国籍 〜ワタシの国はどこですか』の上映会を行います。くわしくはこちら

主催    : 玉川学園・玉川大学 
協力    : 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 
お問い合わせ: UNHCR駐日事務所(担当:白幡)
     Tel 03-3499-2011/ Email: shirahat@unhcr.org

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(C)UNHCR/G.Constantine

 

無国籍とは? 


無国籍とは、国籍を持たないということです。どの国からも国民として認められず国家の後ろ盾がないことから、生まれながらにして守られているはずの人権や自由、生活が保障されません。例えば教育を受ける、結婚する、就職する、医療サービスを受ける、自由に移動ができるといった、当たり前の日常生活が非常に難しく不安定なものになるのです。また無国籍者の多くは、必ずしも国境を越えることなく、出生国で暮らし続けていることから、社会の中でいわゆる「見えない人々」として存在し、問題が表面化されにくいのです。

無国籍者の特定は難しく正確な数は把握しきれていませんが、世界中で少なくとも1000万人は存在するといわれています。無国籍となるには様々な背景があります。国家の崩壊といった自分の意思を超えた事情、国家間の法律の抵触により、意図せずに国籍を失ったり取得できないこともあり、国際結婚の夫婦の元に生まれた子どもが無国籍になることもあります。時には恣意的に国籍を剥奪されることもあります。また一部の国では、女性が国籍を自分の子どもに受け継がせることができず、その子の父親の国籍を法令上取得することができない場合などに、子どもが無国籍になる危険性が高まります。

無国籍に関する国際条約は、無国籍者に最低限の法的地位を保障する1954年無国籍者の地位に関する条約、無国籍者の発生の防止と削減を目的とした1961年無国籍削減に関する条約がありますが、日本はいずれの無国籍条約への加入も果たしていません。


日本における無国籍 


日本も無国籍には無縁ではありません。日本国内において統計上614人の無国籍者がいるとされています。その背景は、日本での在留資格がない両親が強制送還を恐れ、子どもの出生を届け出なかったために国籍を取得できない場合や、日本で生活する難民の二世として生まれ、国籍のない状態に置かれている場合など様々です。無国籍者の存在自体が知られていないことから、日本国内での状況の把握、及び無国籍者であるか否かを認定する制度の導入が望まれています。


写真家略歴


グレッグ・コンスタンティン氏は、東南アジアを拠点とする写真家。世界の無国籍問題の理解を深めるための活動に積極的に取り組んでいる。2008年からはUNHCRと提携し、世界各国で本写真展を開催している。イヤーインターナショナル賞、NPPAベストフォトジャーナリズム賞、アムネスティーインターナショナル・ヒューマンライツプレス賞、アジア出版協会賞、ハリーチェイピン賞等数多くの賞を受賞し、高い評価を得ている。

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(C)Greg Constantine and courtesy of J.Cikaluk