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 プレスリリース

2001年9月18日

高等弁務官、ワシントン訪問で人道的配慮を強く要請


UNHCRのルベルス高等弁務官は18日、アメリカ政府高官に対し、アフガニスタンにおけるいかなる行動も人道上の影響を慎重に検討するよう要請した。

「政策のオプションを作成するにあたって、何百万人ものアフガン人の現在までの絶望的な苦境や一般市民への人道上の影響を配慮するべきだ」と述べ、さらに、「現在すでに何万人もの市民が移動を始めており、最近の危機以前に国内外で難民や避難民になっていた数百万のアフガン人に加わっている。罪の無い難民や避難民をこれ以上増やさないために、あらゆる尽力をしなければならない」と付け加えた。

ルベルス高等弁務官はまた、先週のテロ事件による悲惨な犠牲者についてアメリカの政府関係者と国民に深い哀悼の意を表明し、先週にはブッシュ大統領あてに弔文を送った。

そして、アメリカ国民に、最近アメリカ国内で起きているアラブ系やイスラム系住民に対する事件などのような外国人排斥行動から守るように呼びかけた。

高等弁務官は、首都ワシントンへの公式訪問で国務省など政府高官と会談し、以下のように述べた。

アメリカは今まで常にこのような理想の力強い支援者であり、世界中の難民の希望と安全の安息地であり続けきたと述べ、アメリカは立場を堅持し寛大な伝統を続けてほしいと要請した。

「われわれUNHCR職員はニューヨーク、ワシントン、ペンシルバニアのおぞましい破壊行為によって起きた、おびただしい数の罪なきアメリカ人市民の死にショックを受け、悲しんでいる。アメリカと世界各国は11日のテロ攻撃以来、感情が高ぶり深く悲しんでいる。しかし私たちは難民などの罪なき人々に対して非難をぶつけたり憎しみをあおったりしてはいけない」

高等弁務官の発言はまた、特定の人種や宗教、出身民族の市民を対象とした攻撃を非難するブッシュ大統領やジョン・アッシュクロフト司法長官、エドワード・ケネディ上院議員、宗教家や地域社会の指導者などによる最近の公式声明に呼応するものであった。

「アメリカ国民には、自由と民主主義を求めてきた人々と迫害や残虐行為から逃れてきた人々を助けてきた誇るべき歴史がある。難民の生命と幸せに対するアメリカの寛大さと尊重の伝統が続くものと、熱烈に希望し確信する」とルベルス高等弁務官は述べた。