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第4回UNHCR難民映画祭−東京

10月1日‐8日の間、今年で第4回となるUNHCR難民映画祭-東京が開催され、連日盛況の中、およそ5600人の来場者を迎えた。昨年より引き続き会場となったイタリア文化会館、セルバンテス文化センター東京、ドイツ文化センターに加え、今年はグローバルフェスタJAPAN2009(日比谷公園)での上映も実現。アカデミー賞ノミネート作品やサンダンス映画祭受賞作品など、高く評価された作品に加え、日本初公開作品など20本の多種多様に選りすぐられた作品が上映された。UNHCR難民映画祭期間中、観客の評判の高かった『戦場でワルツを』は、11月下旬より劇場公開が予定されており、UNHCR難民映画祭直後に開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭にて『要塞』は、優秀賞を受賞するなど、今もなお話題となっている作品も多い。


『ウォー・チャイルド』上映後のトークイベント(10月4日)©UNHCR

10月1日のオープングと10月4日に上映された『ウォー・チャイルド』。両日ともに行なわれた上映後のトークイベントは、来日していた監督カリム・クロボック氏から、主役の少年兵、スーダン難民の立場を乗り越えた青年との制作秘話や観客とのQ&Aを通して、作品をより身近に感じるきっかけとなった。また『ビルマVJ』の原案・脚本・助監督ヤン・クログスガード氏、『カンボジア-ある家族の夢』の監督スタンリー・ハーパー氏、『秘境の地-忘れられた軍隊』の監督マルク・エベレー氏、『要塞』の監督フェルナン・メルガル氏、『ジェニンの心』の監督マルクス・フェッター氏、『沈黙を破る』の監督土井俊邦氏もUNHCR難民映画祭-東京に参加。上映後のトークイベントにとどまらず、テレビや新聞などの取材を通して幅広い分野で作品を紹介した。

フェルナン・メルガル監督によるトークイベント(10月8日)©UNHCR

制作関係者の作品にかけるトークに加え、多くの著名人の出演も今年の映画祭の特徴であった。ヴァイオリニストの川井郁子氏は『戦場でワルツを』の上映後、作品の中で流れたショパンのワルツを演奏した。会期中のトークイベントには、アナウンサーの秋沢淳子氏、戸部洋子氏、宮嶋泰子氏や、モデルとして活躍する道端ジェシカ氏などをゲストとして迎え、UNHCRや国連UNHCR協会、国際NGO団体JENやBHN、日本サハラウィ協会の関係者などと作品について上映後に、それぞれの疑問や思いを観客と共有した。

来場者の皆様からは

■あまり鑑賞する機会のない優れた作品を見ることができて満足しています。
■ 日本での難民状況を詳しく説明してくれて良かった。
■ 難民映画祭という企画は難民問題を考える上でとてもよい企画だと思う。
■ これだけ密度が濃く、しかも気楽に楽しめる映画祭は世界でも稀だと思います。
■ もう少し期間を長く多くの会場で継続的に開催して欲しい。
■ 普段日本のマスコミで扱われない内容でもっと広まるとよいと思いました。
■ 宣伝が足りない、もっと多くの人に見てもらいたい。
■仕事しているものが来やすい時間に上映して欲しい。

など、来年につながるコメントが多く寄せられた。

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